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高知県でおすすめのお土産
芋屋金次郎 特撰 芋けんぴ
芋屋金次郎は、昭和27年創業以来、芋けんぴに愛情を注ぎ続けた芋けんぴの生産量で日本一を獲得している老舗です。
芋屋金次郎で作られる「特撰 芋けんぴ」はこだわりがとても強く、使われる素材は
- コガネセンガン
- 砂糖
- 油
の3つのみ。合成甘味料・添加物なども一切使われておりません。
また、サツマイモを丸ごと使用してるため、長いものから短いものまでさまざまな長さの芋けんぴが入っています。
創業当時から変わらない素朴で優しい味わいは、芋けんぴ好きにはたまらない逸品です。
満天の星 満天の星大福
「満天の星大福」は、ほうじ茶を使った珍しい大福。四万十川流域で採れる上質なほうじ茶を使ったほうじ茶餅の中に、クリームとあんこがたっぷり入っています。
ほうじ茶のほろ苦さとクリーム・あんこの組み合わせは少し不思議にも感じられますが、口にしてみるとやわらかい生クリームと上品な味わいのあんこがほうじ茶とよくマッチしていることが分かります。
ほうじ茶餅の上には香ばしいほうじ茶粉がたっぷりとかかっており、おいしさを引き立てています。テレビで紹介されたこともある人気の商品です。
ウェルカムジョン万カンパニー 宗田節おかき
地元のボランティアグループ「ウェルカムジョン万の会」が前身として起業した会社「ウェルカムジョン万カンパニー」。「メイドイン・土佐清水のお土産を」と掲げ、生産量が日本一の宗田節を使って商品の開発・製造を始めました。
多くの商品が販売されていますが、お土産として人気の商品は「宗田節おかき」。土佐清水産の宗田節パウダーが練り込まれており、宗田節の香りと濃厚な味を楽しむことができます。噛めば噛むほど出汁の味が感じられて手が止まらなくなるおかきは、ビールや酒のつまみとしてもおすすめです。
テレビで紹介されたほか、2015年には「高知家土産物コンクール2015」で大賞を獲得しています。
浜幸 かんざし
1962年(昭和37年)の販売開始以来、土佐のお土産として高い人気を誇っているのが浜幸の「かんざし」です。
「ぼんさんかんざし買うをみた……」の高知よさこい節にちなんで名付けられたゆずの香りがする焼き菓子。おいしさをギュッと閉じ込めるためにホイルに包まれた菓子の表面には、かんざしの模様が描かれています。しっとりふわふわの生地には上品で優しい味のゆず風味の白あんが入っています。
利休 けずり芋
芋けんぴのように見えるものの芋けんぴとは違う、新食感でありながら懐かしい味の「けずり芋」。地元土佐紅金時を薄く丁寧に削って揚げたけずり芋は、口に入れるとふわりと溶けるような食感を味わえる芋菓子です。
揚げた後にすぐ大根由来の甜菜糖で味付けされるので、優しい自然の味を堪能できます。一本ずつ削って作られるため毎日30箱程度しか製造できない限定品ですが、やわらかい食感は年配の人にも食べやすく、大変人気がある商品です。
2015年の「高知家土産物コンクール」で審査員特別賞を、「高知家のうまいもの大賞2017」では大賞を獲得しています。
一風変わった高知県のお土産
上町池澤本店 土佐の赤かつお
坂本龍馬の生まれた上町で古くから魚屋を営んでいる上町池澤本店は、ただ魚を売るだけの店ではありません。魚の良さをもっと知ってもらいたいと、食育や試食会・職業体験など、さまざまな活動が行われています。
新商品の開発にも熱心な上町池澤本店の大ヒット商品が「土佐の赤かつお」。かつおを甘辛い秘伝のタレで煮込み、ほぐした後に一味と油でアクセントを付けたかつおのオイルフレークです。
ご飯が進むピリ辛のかつおフレークは、冷奴やサラダ・パスタなどさまざまな料理にもぴったり。
・青さのり味
・ニンニク味
・ゆず味
の3種類があり、いずれも味は抜群で、リピーターも続出しています。
「高知県地場産業賞」を始め、TBSテレビ「めし友グランプリ」でグランプリを受賞するなど味は折り紙付き。食のプロが集まる「スーパーマーケットトレードショー」でも大絶賛されています。
北川村ゆず王国 土佐高知の生姜茶
玉の大きさ・品質・香りの評価が高い北川村産ゆずを使った生姜茶です。名産の一つである高知県産の生姜に始まり、北海道特産のビート糖・ビートオリゴ(甜菜糖蜜)・国産レモン果汁と、素材は全て国内産。スライスされた生姜がたっぷり入っており、5・6倍に希釈していただきます。
ホットでもアイスでもおいしくいただけるので、寒い冬はもちろん、冷房で体が冷えてしまいがちな夏にもおすすめ。また、肉料理や魚料理の味付けとして使うこともできます。年齢や季節を問わず、未開封の場合には賞味期限が一年であることもポイントです。
明神丸 藁焼き鰹たたきセット
鰹のたたきを土佐伝統の藁焼きで食べられるセットです。魚に傷が付きにくい伝統技法である一本釣りで釣り上げられた鰹を船上で冷凍、新鮮さを保ったまま高知の藁で一気に焼き上げます。藁で焼くことにより焼き過ぎを防ぐことができます。
藁で焼くことにより食欲をそそる良い香りが付くことも特徴です。「藁焼き鰹たたきセット」は、ゆず味のたたきのタレやおろしニンニク・おろし生姜が付いており、贈答用としてもおすすめ。
ラインナップも多く、1節から4節までのセットのほか、ハーフサイズや中サイズのセットもあります。お土産やお試しにもぴったりでしょう。
四万十川がモチーフのお土産
はりま家 四万十のえび焼きせんべい
清流・四万十川で採れる手長えびを使ったせんべいです。えびをイメージした赤いパッケージを開けると、堅そうなカリカリのせんべいが登場。一般的なえびせんべいとは少し違った姿をしています。
「四万十のえび焼きせんべい」の最大の特徴は見た目ではなく食感。焼き上げたせんべいを砕いて再度固めて作られるため、ザクザクとした独特の食感になっています。えびの風味が強く、酒のつまみとしてもおいしくいただけます。
サイズ(大)は30枚入りで1,080円とリーズナブル。家族や友人へのお土産としても、会社へのお土産としてもおすすめです。
水車亭「四万十ぽてと舟」
昭和40年代より芋や米を使った優しい味の菓子を作り続けている水車亭。開店以来、製造直売をモットーとしており、ほかの菓子同様にさつま芋を使った「四万十ぽてと舟」も店内で製造されています。
その昔、四万十川の交通手段には帆かけ舟が使われていました。四万十ぽてと舟は、四万十金時芋を使った、帆かけ舟をイメージして作られたスイートポテトです。美しい色のさつま芋とバター、卵で焼き上げたスイートポテトは、ほんのりブランデーの香りがします。
どの年代にも好まれる味で、高知の定番土産として定着しています。
さゆりのしまんと 四万十川 川のり佃煮
「四万十川 川のり佃煮」には、青さのりのなかで最も香りが良いとされる「ひとえぐさ」が使われています。青さのりのおいしさと風味を生かすため、化学的合成食品添加物は不使用。自然のおいしさをたっぷり味わえる、優しい味わいの佃煮です。
昔ながらの味を楽しめる「しょうゆ味」のほか、「青しその実入り」「かつお入り」があり、時期によっては「鮎入り」や「ゆず風味」が販売されることも。
シンプルな味わいの佃煮は、ご飯はもちろんパンにもよく合います。お弁当にぴったりの1食分用スティックもあり、こちらもお土産としておすすめです。
高知県のお土産、いかがでしたでしょうか。山と海に囲まれているため、ほかの四国三県とは異なる文化を多く持つ高知県。お土産にも地域色がよく現れています。自宅に帰ってからも高知の風土を感じられるもの、渡した相手に高知の良さを感じてもらえるお土産を選んでみてください。