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カステラに代わる長崎の新定番お土産!
文明堂総本店 桃カステラ
「やっぱりカステラじゃないか」と思われたかもしれませんが、安心ください。これはカステラであってカステラではない異色作で、見た目にインパクトがあります。
「桃カステラ」は縁起物とされ、女の子の初節句の品として送られます。カステラ(の形をしたもの)の上にパステルカラーの桃が砂糖細工として乗っています。フワフワした生地とジャリジャリとした砂糖の食感がたまりません。二つの素材により脳天にドーンとくる甘みは甘党におすすめです。
九十九島せんぺい
「くじゅうくっしぃまぁ、せんぺいっ」というCMフレーズで有名な商品です。甘い生地にピーナッツのほろ苦さが合わさった味で、2010年から2017年の8年連続でモンドセレクションの金賞を受賞している、まさに王道の一品です。予約をすればオーダーメイドで表面に文字入れができるので記念品としても喜ばれます。よく間違えられがちですが、せんべいではなくせんぺいです。
雲仙ハム(うんぜんハム)
長崎県内でも特に自然が豊かな島原地方で育てられた豚を使用したハム・ソーセージです。味は濃厚で豚本来の旨みが引き立っており、一度食べたら忘れられません。長崎県内のスーパーには必ずこれがあると言って良いほど身近な商品で、ビールのつまみにしたり、焼いてパンに挟んだり、とさまざまな用途で使われています。
岩崎本舗 長崎角煮まんじゅう
名前を聞くだけでよだれがたれてきてしまいそうです。口の中でとろけるような食感の肉汁あふれる角煮と、肉汁をこぼさないスポンジのような役割をしているフワフワのまんじゅうが絶妙なハーモニーで混ざり合い、余すところなく味を楽しめます。
認知度は抜群でローカルCMにはAKBグループのアイドルも取り入れられ、大人気です。人気とまんじゅう、両方がアツアツといって間違いないでしょう。
角煮チップス
もっと手軽に角煮を味わいたい人に必見です。おいしいものには手間がかかるものですが、これなら気軽にどんな場所でも「角煮」を味わうことができます。ほんのりと香る角煮の匂いがたまりません。「あと一枚、あと一枚」と言い聞かせるうちに、空袋の山ができてしまいそうです。
燻製工房熏助 チーズの燻製ブラックペッパー
「燻製工房燻助(くんせいこうぼうくんすけ)」は長崎では珍しい燻製専門店の燻製です。チーズからトラフグまでさまざまな燻製が取りそろえてあります。
定番商品のチーズはブラックペッパーがまぶしてあります。口にいれた瞬間にブラックペッパーの辛さと燻製の香りが広がり、噛んでいるうちにチーズで辛さがマイルドになっていきます。ぜひ、お酒のつまみとして食べてもらいたい一品です。
長崎名物にアレンジを加えたちょっと変わったお土産
みろくや 皿うどんチョコレート
ネーミングに誰もがびっくりする皿うどんチョコレート。皿うどんとチョコは合うのかと早とちりしてしまいがちです。
この商品は皿うどん本体にチョコがかかっているわけではなく、皿うどんに使っているパリパリ麺をチョコでコーティングした商品です。麺のパリパリとした後を引く食感とチョレートの上品な甘みが、今までにない味わいを生み出しています。
ブルワリー雲仙 雲仙旅の麦酒カレー
最近は色々なご当地カレーが誕生していますが、長崎県雲仙市では「麦酒カレー」が有名です。麦酒とカレーが合うのかと心配になりますが、食べてみれば分かります。
雲仙市の清らかで美しい水から作られた地ビールの豊かな香りと、まろやかでコクのあるルーが見事に混ざり合い、まさにサプライズマッチングです!だまされたと思ってぜひ一度食べてみてください。
リンガーハット ちゃポリタン
「ちゃんぽんはおいしくて好きだけど、ちょっとマンネリ感が出てきてしまった」という方に知ってほしい商品です。ちゃんぽんに使っている麺で作られたナポリタンが、この「ちゃぽりたん」。縮れ太麺で噛みごたえがあります。
懐かしさのなかに新鮮さが目立つ、新感覚ナポリタン。その目新しさから爆発的に人気になり、ちゃんぽん専門チェーン店「リンガーハット」で発売されたほどです。
古き良き長崎伝統の味
島原手延べそうめん
長崎で麺類といえばちゃんぽんや皿うどんのイメージが強いのですが、ここでは島原地方の名品である手延べそうめんを取り上げます。「手延べ(てのべ)」とは、機械を使用せず、手で延ばす製法のことを言います。
手作業のため麺にコシがあり、のどごしも抜群です。島原地方は水がおいしいので麺にも効果が出ています。そうめんの生産量は全国で2位を誇り、バラエティ番組で取り上げられるほどに認知度があります。
かんころ餅
かんころ餅は長崎の五島の郷土料理の一つで、もち米とさつまいもを練りこんで作られます。ほかの食材は一切使われていないため、優しいサツマイモの甘さが口いっぱいに広がります。
地域おこしの一環で、過去にはこれをリメイクした「かんころ餅パイ」がローソンで発売されたこともあるほど。形を変えても愛され続ける「かんころ餅」には、長崎の愛が詰まってます。
諫早おこし(いさはやおこし)
諫早は長崎県のちょうど真ん中にある街です。ここには、伝統的な名産品があります。米で作られた「諫早おこし(いさはやおこし)」です。ゴロゴロと大きい黒糖が使われ食べた途端に懐かしさが広がります。黒糖の甘さがくどくなく、誕生から今までお茶請けとして諫早で愛されてきた商品です。
小浜湯せんぺい
長崎には「小浜(おばま)」という温泉地があります。その小浜で有名な土産が「湯(ゆ)せんぺい」です。せんぺいと煎餅(せんべい)のネーミングの違いは長崎の方言が由来だとされてます。
バリボリと食べる煎餅のイメージとは違いサクサクとした歯ごたえで、ほんのり甘く、クセもありません。見た目が工夫されているオリジナリティーあふれるパッケージは、受け取った人を楽しくさせてくれます。
寿古珈琲(すここーひー)
長崎空港がある街、大村市にある「長崎スコーコーヒーパーク」のコーヒー豆です。日本初の観光コーヒー園として有名で、長崎の温暖な気候で育てられたコーヒー豆は手作業で厳選されており、ほかの豆とは違う味わいがあります。
豆だけではなく、キャンディーやプリン、ジャムなどの加工食品もあります。素材がおいしいので、おのずと加工されたものもおいしくなります。
長崎の名産品を使ったお土産
唐草 枇杷かすた(びわかすた)
カスタードクリームのとろけるような甘さと、新鮮でみずみずしいびわの上品な甘さをホワホワな柔らかさの生地で包んでいます。スイーツの中でも長崎らしさを取り入れ、びわとカスタードケーキをマッチングさせた商品です。何個でも食べられそうですね。
びわゼリー(茂木びわ ゼリー(びわ娘))
生産量が日本一である長崎の新鮮なびわを閉じ込めたゼリーです。ゼリーにすることで、びわのみずみずしさが最大に活かせます。ゼリーに加工してもおいしさを保てているのは、長崎の温暖な気候で育ったびわのおかげ。さわやかな甘さで子どもからお年寄りまで大人気です。
小浜食糧 しあわせクルス
多くの文化に触れてきた長崎だからこそ、商品企画に独自性が見られます。「クルス」生姜を使ったお菓子で、生姜の苦味を利用した甘苦さがアクセントになっています。一口目は敬遠されがちですが、それを乗り越えればクルスの虜です。ノーマルや抹茶・コーヒーとバリエーションがあります。
あごだし
「あご」とは長崎独自の名称で、正式名称は「とびうお」。長崎では、「あごだし」がうどんからラーメンまでさまざまな料理で活用されています。個性が光り強烈な風味が残る出汁は、分かる人には分かる、熱烈なファンの多い商品です。そのコアな魅力で、あごだしの専用自販機が誕生してしまうほどです。
カステラのみならず、長崎県には数多くのおいしいお土産がそろっています。今後のお土産選びに参考にしてみてはいかがでしょう。