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海鮮がおいしい!富山のお土産
すし幸 昆布じめ刺身 選べる3点パックセット
富山県の名産の一つに昆布じめがあります。これは、魚と山菜を昆布でしめることで食べ物を長く保存する知恵として生まれました。富山の昆布消費量は全国一位で、昆布じめのお刺身は日常の食卓にもよく並びます。
昆布じめにしたものは、そのまま刺身で食べるよりも昆布のうま味と糸を引く粘りが一味違った味を楽しませてくれます。
すし幸の「昆布じめ刺身 選べる3点パックセット」は、
- かじき
- しめさば
- 的鯛
- いか
- たこ
- ます
- 甘えび
- かわはぎ
- ぶり
- かじきの厚切り
の10種類の中から好きなものを3つ選ぶことができます。
富山で昆布じめといえば、定番はかじき。余分な水分が抜けて昆布のうま味がしみ込んでいます。迷ったらかじきを選ぶと良いでしょう。職人さん手作りの昆布じめは、お土産のみならずお歳暮やお中元、おせち料理の一品にもおすすめです。
ヒロ助 トロ特上ます寿司&トロ炙ります寿司
富山県といえば「ます寿司」も有名です。紹介するのは、ほかのます寿司ではほとんど使われていないノルウェー産の極上トロサーモンを使ったもの。口に入れた時のうま味と、とろけるような食感が魅力です。
お米は、富山の黒部川流域で収穫された「こしひかり」と富山生まれの品種「てんたかく」のブレンドです。
さらにトロ炙ります寿司は、表面を強火で一気に炙ってひと手間を加えています。炙ることによってほどよく油が落ち、甘みが増すのです。
ます寿司は笹で包んでありますが、笹の上から対角線に八つ切りにするのが富山流。
水文 白えび身抜き
白えびは全国でも富山湾の限られた地域でしか漁獲されません。身が白く、5cm~8cmくらいの海老で、濃厚な甘みを持ち「富山湾の宝石」とも言われています。漁期間は4月から11月ですが、その生態はいまだに謎の部分が多いです。
水文の白えび身抜きは、一匹ずつ丁寧に殻を剥いてお刺身にしたもので、そのまま刺身として味わうのはもちろん、軍艦巻きにするのも贅沢な食べ方です。
富山で定番のお菓子
なんと!ん米ロール(んまいロール)
菓子蔵処田村萬盛堂が製造・販売する、富山県南砺(なんと)市産のコシヒカリから作られた米粉を100%使用したロールケーキです。商品名に地名が掛け合わせてあいる、ユニークなネーミングもポイントです。
生地に米粉を使うことで、しっとりモチモチの食感になります。材料に小麦粉は一切使われていないため、小麦アレルギーの人へのお土産としてもおすすめです。
蜂蜜・抹茶・チーズのほか、竹炭・白い豆乳といった珍しい味もあります。さらに季節限定の味でカボチャロールがあり、種類が豊富なのも魅力です。
しろえび紀行
「しろえび紀行」は、富山湾の宝石であり珍味でもある白えびを使った煎餅。
- 富山県産のうるち米
- 海老(白えび50%)
というこだわりの原料から作られています。
「白えびをお土産にしたいけれど、生ものは持って帰るのが大変」という人でも手軽に白えびをお土産にすることができます。
香ばしいエビの風味と塩加減のバランスがちょうど良く、後を引くおいしさです。おやつにはもちろん、甘いものが苦手な人へのお土産や酒のお供にもぴったりです。
甘金丹(かんこんたん)
「甘金丹」は、富山のおいしい水を使ってふわふわに蒸しあげたスポンジに、濃厚なカスタードクリームをたっぷりと包んだこだわりのお菓子です。
6個入りから30個入りまであり、全国菓子大博覧会では「金賞」を受賞。幅広い年代から支持される富山の代表銘菓です。
反魂旦(はんごんたん)
富山といえば売薬でも有名です。なかでも「反魂丹」は胃痛・腹痛などに効く丸薬の一種で、400年前から全国的に知られるようになりました。
その富山の有名な薬である「反魂丹」の名にあやかって名付けられた焼きまんじゅう「反魂丹」は、ココア生地で白あんを包んだやわらかくてしっとりと甘いお菓子です。
原料は小麦粉・砂糖・バター・卵のほか、ココア・蜂蜜・白小豆などに加えて滋養原料を配合。薬玉をモチーフにした丸い形をしています。
富山を代表する品 真鍮(しんちゅう)の風鈴
真鍮の風鈴とは
「風鈴」と聞いて想像するのは、軒先でチリンチリンと涼しげな音を出して揺れる姿でしょう。よく見かける風鈴はガラスでできており、金魚や花火・季節の花などが描かれています。
株式会社能作の製造する真鍮(しんちゅう)の風鈴は、富山県高岡市の伝統工芸品である鋳物の製造技術を使って作られています。ガラス製の風鈴のように多彩な色はありませんが、シンプルなデザインの中に職人の技と洗練された美しさが感じられます。
シンプルなデザインとともに特徴があるのは、その音色。いちばん身近なものでは貨幣の5円玉にも使われている真鍮ですが、その澄みきった音色から仏具や楽器の材料としても使われています。真鍮の風鈴の透き通った伸びのある美しい音色は、多くの人を魅了しています。
鋳物メーカー「能作」の新たな挑戦
富山県高岡市は、加賀藩主の前田利長が1611年に7人の鋳物師(いもじ)を招いたのを始まりとして鋳造(ちゅうぞう)技術を発展させてきました。
真鍮の風鈴を製造している株式会社能作は、 鋳造技術の歴史が長い高岡で1916年に仏具製造を開始しました。社名は「より能(よ)い鋳物を、より能(よ)く作る」を由来としており、創業開始時は仏具・茶道具・花器が中心でしたが、近年ではテーブルウェアやインテリア雑貨に加えて照明器具や建築金物、さらには医療分野への活用といった新しい分野の製品も手掛けています。
能作 marumaru 小泉 誠 Design
「marumaru(まるまる)」という可愛らしい名前が付けられた風鈴は、ツルンとしてピカピカしたデザイン。
プロダクトデザイナーである小泉誠のデザインで、シンプルかつモダン。こだわりの曲線美と、それを実現する職人の優れた加工技術を感じることができます。
これは「生型(なまがた)鋳造」という鋳造法で作られており、さらに「ヘアライン加工」という、ロクロを使って髪の毛のように極細なラインを走らせる表面加工も施されています。
能作の真鍮製品は一つひとつ職人の手で仕上げられており、一口に真鍮製といっても仕上げによってその表情はさまざまです。
食べ物のお土産も嬉しいものですが、日本の風情を感じさせてくれる透き通った伸びやかな音色をお土産にするのも素敵ですね。