お土産山梨のお土産に困ったらとりあえずこれを買え!厳選8選

山梨のお土産に困ったらとりあえずこれを買え!厳選8選

魅力がいっぱいの山梨県。バラエティー豊かなお土産がそろっていて何を買ったら良いか分からなくなってしまいます。今回は、どこに行ってきたか言わなくても分かるような定番のお土産から初めて見るものまで、渡した時に喜んでもらえるおすすめの山梨土産を紹介します。

山梨で定番のお土産

山梨で定番のお土産

清月イタリアンロール

1986年に発売されて以来ロングセラーを続けているのが、清月のイタリアンロール。バターと北海道産のフレッシュなクリームが作る、シンプルかつ深い味わいが特徴です。

一番の人気はプレーンですが、季節限定の味に「いちごロール」「コーヒーロール」「スペシャルマロン」「南アルプス桃ロール」などもあります。

大きなロールケーキが箱の中に入っているので大切な人や家族へのお土産に最適です。手軽なハーフサイズもあり、要冷蔵で2日〜4日間程度保存できます。

桔梗屋 信玄餅

武田信玄の「信玄」が名前に付く、山梨を連想させる代表的なお菓子です。小さな容器にきな粉をまぶしたお餅が3つ入っており、特製の黒蜜をかけて食べます。

2個入りから20個入りまであるので渡したい人数に合わせて数を調節できるところもおすすめです。

ポイント
6個入りや8個入りは和柄の巾着に入っているため、お土産としてもらう時に喜ばれるでしょう。

富士山倶楽部 チョコがけクッキー

山梨と聞いて富士山を思い浮かべる人も多いでしょう。世界文化遺産にも登録され、富士山をモチーフにしたお土産も多くありますが「富士山倶楽部チョコがけクッキー」は何といってもパッケージが可愛らしいのが特徴です。

おにぎりのような形をした富士山型のクッキーに、雪をイメージしたホワイトチョコレートがかかっています。12枚入りと20枚入りがあり個包装にも愛嬌のある富士山の顔が描かれているので、子どもや女性に喜ばれること間違いなしです。

金多留満 富士山羊羹(ようかん)

こちらも富士山をモチーフにしています。金太郎あめのように羊羹を切ると次々に富士山が出てくるので、大勢で切り分けて食べるときにおすすめです。

富士山の麓から湧き出すミネラル豊富な伏流水を使って作られる富士山羊羹は、抹茶の風味を生かすために甘さ控えめで、さっぱりとした味わいです。

 

世界へ羽ばたく国産ワイン 山梨ワイン

山梨ワイン

山梨はぶどうの生産地としても有名です。ぶどう作りに適した盆地気候はワイン作りにも適しており、地名から名付けられた品種「甲州」は、ワイン醸造用品種として世界にも認められました。甲州ワインは世界のワインコンクールで賞を取るなど海外でも人気を集めています。

世界にも名をとどろかせる山梨のワイン「甲州ワイン」の魅力 世界にも名をとどろかせる山梨のワイン「甲州ワイン」の魅力

シャトーメルシャン アンサンブル 萌黄

日本の素晴らしい四季と豊かな食材に合わせて日本ワインを楽しむ」をコンセプトに作られ、福島県と長野県産のシャルドネに山梨県産の甲州をアクセントで加えたエレガントな味わいです。

ポイント
輝きのあるレモンイエローはレモン・グレープフルーツをほうふつとさせるフレッシュな香りで、ほのかに洋梨や白桃を思わせる香りも感じられます

メルシャン 勝沼のあわ

山梨県甲州市勝沼地区の甲州ぶどうを使用した、さわやかで優しい味わいのスパークリングワインです。「あわ」というのは、日本のぶどうから生まれるしっかりとしたきめ細かい泡立ちのワインを意味しています。

ポイント
色はゴールドで、メロンやバナナを連想させるさわやかな香りと甲州ぶどうの収れん味(渋み)がアクセントです

ジャパンプレミアム 甲州

甲州ぶどうを生かすために果汁を凍結して凝縮したワインと、「シュールリー」という醸造方法で仕上げたワインを絶妙なバランスでブレンドしています。

ポイント
輝きのある淡いイエローで、すだちやかりん・メロンの香りを想わせる上品な香りと旨みを感じることのできるしっとりした味わいです

 

お土産で山梨の郷土料理ほうとうをプレゼントしよう

ほうとう

甲州ほうとうとは

山梨県では、うどんより幅が広くて少し薄い形をしたほうとう専用の生麺が流通しています。

ほうとうとは、小麦粉を練って作られた麺を野菜と一緒にみそ仕立ての汁で煮込んだ料理のことで、2007年には各地に伝わるふるさとの味の中から決められる「農山漁村の郷土料理百選」の一つにも選ばれています。

具材は野菜が中心で、ネギ・タマネギ・ジャガイモのほか、サトイモ・ニンジン・白菜・きのこを入れます。特にカボチャを入れることが多く、煮崩れたカボチャとみそとの味わいがおいしさを一層引き立ててくれます。

  • 野菜類に含まれるビタミンと繊維質
  • 小麦粉や芋類に含まれるデンプン質
  • みそに含まれるタンパク質

など、栄養バランスの優れた料理と言えるでしょう。

ほうとうの歴史

ほうとうは、平安時代に中国から遣唐使によって伝えられました。当時は主に朝廷で食べられるたいへん高価なものでした。戦国時代になり、栄養バランスに優れた手軽な料理ということで武田信玄が「武田汁」として野戦食に用いるようになってからは、甲州地方の料理として定着しました。

ほうとうという名前は、こねた小麦粉を麺棒で細長く延ばして煮込んだうどんである「餺飩(はくたく)」が転じてほうとうに変わったと言われています。一説には、武田信玄が自ら伝家の宝刀で麺を細長く切ったことから、「宝刀(ほうとう)」の名が付いたという話もあります。

山梨県はほとんどが山地で水田が少なく米飯は貴重だったために、よく食べられていました。「ほうとうの麺を打てないと一人前でない」と言われ、嫁入り修行の一つとされていたほどです。

ほうとうが食べられていた地域の分布図には山梨県のほか、長野県・埼玉県・群馬県・東京都・神奈川県がありますが、これは武田信玄が軍を動かしていた地域と一致しているというのは興味深い話です。

ギフトなどにも最適!お取り寄せのほうとう

栄養満点で長い歴史を持つほうとうの魅力を知ると一度は食べてみたくなるものです。山梨まで行けないという人でも、手軽にお取り寄せをして、ほうとうを楽しむことができる商品を紹介します。

平井屋 山梨名物ほうとう9人前セット

平井屋の山梨名物ほうとう9人前セット(3人前×3袋)はみそスープ付きで、お好みの具材と一緒に煮込むだけで簡単にほうとうを作ることができます。

製造元の平井屋は1902年から続く老舗の製麺屋。100年を越える歴史を持つ平井屋のこだわりは、原料と製法にあります。

麺の練り水にはミネラルをたっぷり含んだ富士山の湧水を使用し、野菜と一緒に煮込んでも麺の食感が味わえるように、煮崩れしにくい小麦粉と香り・味の強い小麦粉をブレンドしています。

また、だしのきいたみそベースのスープによく絡まるように麺を3種類の幅で乱切りにして、揉み機で手打ち風に仕上げるという工夫もされています。

常温で90日間保存ができ化粧箱に入っているため、自宅用に常備するのはもちろん、贈答用にもおすすめです。

 

山梨のお土産をいくつか紹介しましたが、気になるものは見つかったでしょうか。実際に行ってみて味わうのもよし、お取り寄せをして自宅にいながらにして味わうのもよし。どれもお土産としてもらったら嬉しいものばかりです。

少し足をのばして山梨に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。