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福岡のおすすめお菓子土産
明月堂 博多通りもん
1929年創業の明月堂は、数多くの博多名菓を製造・販売している西洋和菓子の会社。その明月堂の看板商品が「博多通りもん」です。これは、福岡・博多を代表する国内最大級のお祭り「博多どんたく」に由来します。
博多通りもんは従来の和菓子にはない洋菓子素材を組み合わせたハイカラなまんじゅうで、博多名物の通りもんと通じるところがあったという理由で命名されました。
JR九州特急列車の車内販売でお土産の人気ナンバーワンを誇る博多通りもんは、生クリームを使用した生地でしっとりと練り上げた白あんを包んだ和洋折衷のまんじゅう。
洋菓子素材のミルクやバターを生地やあんに加えることで、上品な味わいでクリーミーな風味を感じることができ、従来のまんじゅうよりもやわらかくしっとりとした食感に仕上がっています。モンド・セレクションでは17年連続で金賞を受賞するほどの人気商品です。
明月堂 博多じまん
博多通りもんと並ぶ明月堂の人気商品が「博多じまん」です。見た目は博多通りもんと同じように黄金色の外皮で包まれていますが、内側には粒あんが入っています。良質の小豆を使用して白いんげん豆を加えて練り上げた優しい風味のあんは、上品で自然な甘さが口いっぱいに広がります。
千鳥屋 千鳥饅頭
「千鳥饅頭」で有名な千鳥屋は、1630年の創業以来、職人の手によるまんじゅう作りを続けている老舗です。
九州に伝わった南蛮菓子であるカステラの製法から誕生した千鳥饅頭は、北海道産の「手亡豆(てぼう)」を使用した極上の白こしあんを上質の素材のみを厳選して手ごねで合わせた生地で包み、黄金色に焼き上げた銘菓です。
外皮はカステラ生地のようにしっとりなめらかで香ばしく、上品な味わいのあんと絶妙にマッチします。
石村萬盛堂 鶴乃子
1905年創業の石原萬盛堂は、常に素材にこだわった本物を追い求める和菓子屋。そんな石原萬盛堂が製造・販売する鶴乃子は、名物土産として博多で100年以上にわたり愛され、年間で約600万個の販売実績を誇る人気商品です。
ふっくらとした真っ白のマシュマロ生地に甘さを抑えたまろやかな味わいの特製の濃厚な黄身あんが入っています。独自の製法で作られた生地はほかのマシュマロにはない食感を楽しめ、長い年月をかけて築かれた歴史と伝統の味を堪能できます。
福太郎 めんべい(辛子めんたい風味)
1909年創業の山口油屋福太郎は、「福太郎」の名で親しまれている明太子のほか、総菜から飲料品まで幅広い取り扱いを行っている企業です。
福岡の定番土産として名高い「辛子めんたい風味めんべい」は、口コミから広がった大人気商品で、福太郎のめんたいと海の幸の旨味を凝縮したせんべい。ピリッとした辛みがあとを引くパリパリとした歯ごたえが特徴です。
東雲堂 にわかせんべい
博多名菓として知られる「にかわせんべい」は東雲堂が製造する商品です。「博多にわか」とは、「にわか面」と呼ばれる半面を付け、博多弁を使って話の最後に面白いオチを付けてまとめる即興笑劇のことで、古くから博多の郷土芸能として親しまれてきました。
その半面の形をしたユニークなデザインのせんべいが、にわかせんべいです。上質の小麦と卵をたっぷり使ったせんべいはこんがりとしたきつね色で、サクサクとした歯触りと優しい甘さ、香ばしい香りが人気です
福岡のおすすめスイーツ土産
二鶴堂 博多ぽてと
ロングセラーの博多土産といえば、二鶴堂の「博多ぽてと」です。九州産のさつま芋をペーストにしてじっくりと焼き上げたスイートポテトは、ほどよい甘さとしっとりとした食感が絶妙です。
博多の石畳
「博多の石畳」は、博多の老舗「チョコレートショップ」が製造する生チョコレートです。
チョコレートの味に魅了された初代店主がおいしいチョコレート職人になるため海外に渡って腕を磨き、1942年に博多でチョコレートショップを立ち上げました。親子二代にわたり、本物のチョコレートにこだわって製造を続けています。
人気商品の博多の石畳は、ビター味のココアパウダーの内側に濃厚で香り高いガナッシュチョコが石畳のようにぎっしりと詰まっています。口に含むと、ミルキーな甘味と濃厚な味わいが広がります。
博多ふわり
博多の石畳と同じくチョコレートショップの人気商品の一つである「博多ふわり」は、しっとりとした食感の半生菓子。雲のようにふんわりとしたやわらかい食感のスフレは、チーズとココアミルクの2種類の味があります。
チーズ味にはフランス産のクリームチーズ、ココアミルク味にはベルギーベルコラーデ社のチョコレートが使用されており、どちらもしっとりと焼き上げられています。口に入れるとすぐにとろける博多ふわりは、ギフトとしても人気の商品です。
博多あまおうフロマージュ
「あまおう」は福岡県が誇る高級いちごで、大粒で甘味の強い品種です。赤い風船が販売する「博多あまおうフロマージュ」は、福岡で生産されているあまおうを贅沢に使用したスイーツで、人気の福岡土産となっています。
クリームチーズとマスカルポーネのムースを合わせたベイクドチーズケーキの上にはあまおうのいちごソースに加えてフリーズドライのいちごが重ねられ、濃厚なチーズといちごの香りが漂います。
博多の名物をお土産で
博多なかなか
明太子で有名な那嘉島が製造する「博多なかなか」は、看板商品であるいわし明太子の製造時に残った明太子の皮を廃棄せずに商品にするため、試行錯誤の末に4年の歳月をかけて誕生した商品です。
独自の製法で明太子を乾燥させることで旨みと辛みが凝縮され、噛むほどに旨みが口に広がります。適当な大きさにカットして、ごはんのお供や酒の肴としていただきます。
開発以来、テレビや雑誌でも絶賛の人気商品です。
鳥一番フードサービス 努努鶏
鳥一番フードサービスの「努努鶏(ゆめゆめどり)」は、冷やして食べる唐揚げとして知られる商品です。「唐揚げは揚げたてのアツアツがおいしい」という従来の概念を覆す味わいを追求して誕生した努努鶏は、冷凍庫から出して冷たい状態でいただきます。
特製タレとスパイスを使用して独自の製法でたっぷりのゴマを絡めて仕上げてあり、一口目は甘口で、後からスパイスの辛さが広がります。
ハウス食品 うまかっちゃん
「うまかっちゃん」は大手食品メーカーのハウス食品の登録商標で、1979年の発売から人気商品となっています。
豚骨スープの味をベースに、九州で愛される定番の袋ラーメンとして企画されました。豚骨エキスをベースに野菜の旨味スパイスを加えて作った白濁したスープが特徴で、九州の袋めん市場では一番人気のご当地商品として人気です。
福岡・博多を代表する国内最大級の祭りや地元で親しまれてきた伝統芸能に由来する商品から、西洋のエッセンスを取り入れた菓子、新しい食感や味わいを追求したユニークなものまで、福岡にはおいしい食べ物が数多くあります。
九州の玄関口である福岡を訪れた際には、ぜひ堪能してみてください。