この記事の目次
大分でおすすめのお菓子
ざびえる本舗 ざびえる
大分に南蛮文化を広めたフランシスコ・ザビエル。ザビエルを庇護した大友宗麟をたたえて作られたのが「ざびえる」です。バターが香る皮の中に餡が入っている和と洋がコラボしたお菓子は、金と銀の2種類があります。
- 金のざびえるには餡の中にラム酒漬けにした刻みレーズン
- 銀のざびえるには純和風の白餡
が入っています。
小さいけれど食べごたえがあるざびえるは、大分の定番のお土産。味はもちろん、黒字に赤と金の高級感があるパッケージも人気となっています。
高橋水月堂 関あじ・関さば最中
高橋水月堂の「関あじ最中」と「関さば最中」は、全国的にも知られている大分市佐賀関の関あじと関さばを形どった最中です。小ぶりの関あじ最中にはこし餡が、大ぶりの関さば最中にはつぶ餡と羽二重餅が入っています。
あじとさば、それぞれの特徴をしっかり模している最中皮は、パリパリ食感。上品な味わいで、大人にも子どもにもおすすめです。
岡本屋 元祖地獄蒸しプリン
別府にある温泉のなかで最も標高が高いと言われている明礬(みょうばん)温泉。噴気や熱泥、熱湯が噴出する明礬温泉の「地獄」で蒸されているのが「元祖地獄蒸しプリン」です。
岡本屋では、1988年(昭和63年)から地獄の噴気を利用する「地獄蒸し」製法でプリンを作っています。プリン表面の気泡は地獄の噴気を利用した素朴さがあり、まったりなめらかな口当たり。ビターな味わいのカラメルが濃厚なプリンとよくマッチしています。
自然の力を利用して蒸しているので、防腐剤などは不使用。昔ながらの製法を守り、一つひとつ手作りされています。明礬温泉のマグマのパワーと雰囲気をたっぷり味わえるスイーツです。
但馬屋老舗(たじまやろうほ) 三笠野
創業1804年(文化元年)、大分県で最も古い和菓子屋の但馬屋老舗。御用菓子司としてさまざまなお菓子を藩主に献上してきた但馬屋老舗の看板商品が「三笠野」です。
薄く焼き上げた皮にすっきりした甘さのこし餡が包まれている三笠野は、岡藩の十代藩主久貴公の命により作られました。奈良の三笠山にちなんで付けられた名も、久貴公の命名です。
しっとり香ばしい皮となめらかなで上品な餡は、歴代藩主のお茶請けとして用いられていましたが、明治時代からは一般市民も口にできるようになりました。
シンプルなお菓子ですが、シンプルだからこそおいしさが際立つ一品です。
宝物産 謎のとり天せんべい
大分県のソウルフード「とり天」。大分県民になじみのある鶏の天ぷらをせんべいにしたものが「謎のとり天せんべい」です。「大分県民はとり天が全国共通の家庭料理だと思っている」という説をコンセプトに誕生した商品です。
鶏肉・鶏卵・チキンエキスが入ったせんべいは薄くてパリパリ。にんにく醤油の香りがおいしさを引き立てています。
謎のとり天せんべいのほかにも、素材にこだわった「極みのとり天せんべい」が販売されています。毎年夏には期間限定の謎のとり天せんべいも発売されますので、時期が合えばこちらもおすすめです。
お菓子の菊家 ぷりんどら
プリンとどらやき、和と洋がコラボした「ぷりんどら」は、見た目のインパクトも非常に大きいお菓子です。
どら焼きの皮にプリンがまるごと入った少し厚みのある形。しっとりふわふわの皮と苦味のあるカラメルソースが絶妙で、2004年にデビューするやいなや、またたく間に人気商品となりました。
- 阿蘇小国の濃厚なジャージー乳
- 由布・鶴見山系の天然湧水と地下水をブレンドした水
- カナダ産メープルシロップ
など素材にもこだわり、おいしく食べられるようざまざまな工夫がなされています。
斬新なお菓子ですが「ゆふいん創作菓子」らしく、パッケージも由布院を感じられる凝ったものになっています。
大分のおいしい食べ物土産
宇佐 からあげ太閤
「からあげ専門店発祥の地」である宇佐市に1988年(昭和63年)にオープンしたのが「からあげ太閤」です。
鹿児島県・宮崎県の厳選された若鶏を使い、10種類のスパイスが入ったしょうゆベースのタレで味付け。スパイスを活かしながらも、しっかり肉本来の味を楽しめます。
・九州食べ歩き味100選
・第2回からあげグランプリ(しょうゆダレ部門 西日本)
で最高金賞を受賞しており、からあげ激戦区の宇佐市でも人気のあるからあげです。
下ごしらえ済みで揚げるだけのからあげは、お取り寄せすることもできます。
草庵秋桜 豊後牛時雨煮
とろけるようなまろやかさを持つ豊後牛。「豊後牛時雨煮」はやわらかな豊後牛を大きめにカットし、じっくり煮込んだ特製の時雨煮です。ほろほろとほぐれる牛肉は濃厚な味わいで、白いご飯によく合います。
全国の特産品を紹介するテレビ番組で、九州地区1位、全国3位となった実績を持っており、味は保証付きです。
りゅうきゅう
大分の郷土料理でありながら、沖縄の名が付いている魚料理が「りゅうきゅう」です。名前の由来は、琉球の漁師から教わったというものやゴマ和え料理の利休和えから来ているなど複数の説があります。
別名「あつめし」とも呼ばれるりゅうきゅうは、サバやアジといった大分のおいしい魚を漬けたもの。タレはしょうゆ・みりん・酒・しょうが・ゴマを合わて作ります。
- りゅきゅうを丼にのせて食べる「りゅうきゅう丼」
- お茶漬けにする「りゅうきゅう茶漬け」
は絶品です。また、そのまま食べてもお酒によく合います。
大分土産にせっけんはいかがですか
八湯せっけん
別府八湯、八種類の温泉水をベースにして作られたせっけんです。ハチミツとハーブオイルがブレンドされており、添加物は不使用。クリーミーな泡立ちのせっけんは、一つひとつ丁寧に手作りされています。
「八湯せっけん」のラインナップはこちら。上はしっとり・すべすべ、下はすっきり・さっぱりの洗い上がりです。
・堀田(ほりた):炭酸水素塩泉
・鉄輪(かんなわ):塩化物泉
・別府(べっぷ):炭酸水素塩泉
・浜脇(はまわき):塩化物泉
・亀川(かめがわ):硫酸塩泉
・観海寺(かんかいじ):単純温泉
・柴石(しばせき):硫酸塩泉
・明礬(みょうばん):硫黄泉
どのせっけんも無添加なので使う人を選びません。大分を感じられる、どなたにもおすすめできるお土産です。
別府温泉せっけん
源泉数・湧出量日本一の別府温泉。温泉都市別府の源泉水を直接工場に配送して作られているのが「別府温泉せっけん」です。
別府温泉せっけんは、熱を加えず熟成させる高級枠ねりせっけん。枠ねりせっけんは時間がかかり大量生産が難しい製法ですが、うるおい成分をしっかりせっけんに閉じ込めることができます。
保湿力に優れ、コラーゲンも配合された優しい仕上がりです。
かぼす石けん 竹かご入り
生産量の9割を占める大分の特産、かぼすの香りがするせっけんです。うすい緑色のせっけんは、きめ細かく泡立ちはしっとりした洗い上がり。浴用だけでなく洗顔用としても使うことが可能です。
別府の名産である竹かごに入っており、大分の特産が2つ楽しめます。おしゃれで良い香りのするせっけんなので、そのままお部屋の飾りとしてもおすすめです。
大分県のお土産、いかがでしたでしょうか。どの商品にも大分県の歴史・文化・風土が関わっており、大分県の豊かさが伝わってくるようです