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仙台でおすすめのお土産
菓匠三全 萩の月
仙台銘菓と言えばまず出てくるのが菓匠三全の「萩の月」です。秋の七草の一つである萩の名所で、歌枕にもなっている宮城野。そこにかかる名月をイメージした黄色くて丸いお菓子です。
ふんわりとやわらかい食感のカステラの内側には、濃厚なオリジナルカスタードクリームがたっぷり。そのおいしさでファンも多く知名度も高い萩の月は、どなたにも喜んでいただける定番のお土産です。
日立家 仙台駄菓子
日立家の「仙台駄菓子」は、独自の製法で作られた伝統的な和菓子です。水あめや黒糖・きな粉・豆・ごま・餅米・麦粉を原材料とし、保存料は不使用で職人によって手作りされています。
- みそぱん
- しおがま
- あんこだま
- だるま飴
- むぎこがし
- きなこねじり
- わかくさねじり
- はっかとう
- くろぱん
- うめぼし
- つきのわ
等々、種類や味が豊富で、甘い駄菓子が好きな人にはたまりません。
種類ごとに個包装されているので、少しずつ楽しむことができます。食べやすくかわいらしいミニサイズや詰め合わせの商品もあり、お土産にピッタリ。懐かしさを感じさせる昔ながらの仙台駄菓子は、毎日のお茶請けとしてもおすすめです。
九重本舗玉澤 ゆべし
創業1675年(延宝3年)の老舗である九重本舗玉澤が販売する「ゆべし」は、仙台醤油を使用した餅生地にクルミを入れて蒸した餅菓子。モッチリとした甘じょっぱいゆべしに、クルミのカリッとした歯ごたえと香ばしさがマッチしています。
職人が丹精込めて作り上げた仙台名物のゆべしは、素朴でありながらもしみじみと深い郷土の味わい。食べごたえもある逸品です。
パルポー Sweet Gotto
パルポーが販売する「スィートゴット(Sweet Gotto)」は、スポンジ・サブレ・フレンチパイからなる層をチョコレートで一体化し、側面にスライスアーモンドをまぶした洋菓子。各層の異なる食感と風味がチョコレートでまとめられ、アーモンドの香ばしさが良いアクセントになっています。
見るからにおいしそうでオシャレなSweet Gottoは、スイーツ好きなら外せません。女性へのお土産としても喜ばれること間違いなしです。通年商品としてはチョコ味・抹茶味・紅茶味・コーヒー味があり、季節商品にはさくら味やオレンジ味・いちご味・チョコミント味があります。
梅花堂 ずんだロール
山形産の「だだ茶豆」とフレッシュな地養卵で作られた「ずんだロール」は、宮城県塩竃市にある梅花堂が販売している和風スイーツです。香り豊かなだだ茶豆が練り込まれたしっとり・ふわふわの生地で枝豆の「しぶ皮」によって風味を付けた生クリームを包んでいます。
アルパジョン クマの手シューラスク
一般的なラスクはフランスパンから作られていますが、「ムッシュ マスノ アルパジョン」で一番人気の「クマの手シューラスク」はシュー生地がベースのラスク。サクサクとして口当たりが良いため、お年寄りにも好評です。
シュー生地の上にクッキー生地を乗せ、香ばしく焼き上げたシューラスクを縦半分にカット。シロップでコーティング後に水分を飛ばし、チョコレートをかければできあがり。
ふじや千舟 支倉焼
地元では日ごろのお茶菓子や贈答品、お彼岸やお盆でも重宝されているのが、ふじや千船の「支倉焼」です。新鮮なバターと卵・ざらめ糖で練り上げたサックリとした生地でクルミを練り込んだ白餡を包んでいます。
表面には「支倉焼」の文字が浮かび上がっており、作り手のこだわりが見られます。仙台で親しまれてきた味が伝わる、一つひとつ丁寧に手作りされたお菓子です。
一ノ蔵 ひめぜん
甘酸っぱくフルーティーな日本酒の「ひめぜん」は、アルコール度数8度と飲みやすく女性に人気のお酒です。冷やしても熱燗でもおいしくいただけます。
ひめぜんのシリーズには
- 食中酒の「きりり」
- 宮城県産の梅を使用した梅酒の「Ume」
もあり、いずれもラベルには椿や梅の花がデザインされています。
寿の三色最中本舗 三色最中
寿の三色最中本舗の「三色最中」は、広げた3つの扇の形からなり、それぞれの扇には小豆餡・白餡・ごま餡(または抹茶餡)が入っています。一度に3種類の餡を楽しめる、甘党も大満足のユニークな最中です。
サイズには一つあたり約40gの小・約55gの中・約100gの大があり、抹茶餡が入ったものは約50gの1サイズのみになります。
仙台長なす漬
皮が薄く肉厚の伝統在来品種「仙台長なす」を醤油で漬け込んだ、無着色で塩分控えめの漬物。なす特有の苦みが少ないため食べやすく、ご飯のお供やお茶請けとして地元で親しまれてきた逸品です。
食べる前は水洗いをせずに軽く漬け汁を絞り、斜めにスライスして、お好みで刻んだ生姜を加えたり練りがらしを添えたりするのがオススメです。
仙台三大名物をお土産に
牛タン
仙台名物として知られている牛タンは、1948年(昭和23年)に仙台市で牛タン焼き専門店ができたことが始まりとされます。
牛タンを覆う固い皮を削いだ後、少し厚めにスライスし、両面に軽く切り込みを施してから塩・胡椒で味付け。醤油ダレ味や味噌味もあります。下味を付けてから一日~数日間ほど寝かせ、炭火で焼いたものが仙台牛タンです。
伊達の牛たん本舗 厚切り芯たん 塩仕込み
お土産としておすすめしたいのが、伊達の牛たん本舗が販売している「厚切り芯たん 塩仕込み」です。芯タンという牛タンのやわらかい部分を厚切りにした人気商品で、プリプリとした食感にジューシーな肉汁、ちょうど良い塩加減と旨味を楽しめます。
笹かまぼこ
魚が豊富に獲れる三陸沖がある仙台で笹の葉型の焼きかまぼこが作られたのが始まりとされており、当初は「ベロかまぼこ」や「木の葉かまぼこ」と呼ばれていました。
阿部蒲鉾店 阿部の笹かまぼこ
これを「笹かまぼこ」と名付けたのは、1935年(昭和10年)に創業した阿部蒲鉾店です。「阿部の笹かまぼこ」は魚の旨味が堪能でき、生臭さは抑えられていることが特徴で、とても食べやすいかまぼこです。
原料の魚には鮮度の良いタラやイトヨリ・グチを使用しており、「擂り(すり)」から「焼き」に至る製造工程では温度管理が徹底されています。水産ねり製品製造業の1級・2級技能士という難関の国家資格保持者である職人が、経験と技術を駆使して丁寧に製造しています。
そのままでもおいしく食べられますが、フライパンやオーブントースターで軽く焼くと香ばしさを味わえ、電子レンジで温めればソフトな食感を楽しめます。個包装されているので、お土産として配るのにも最適です。
ずんだ餅
茹でた枝豆の薄皮を除いてすり潰した後に砂糖と塩を混ぜて作られる「ずんだ餡」は、宮城県を中心とした東北ではおなじみの甘味。これを餅に和えたものが「ずんだ餅」です。
かつては米農家がお盆やお彼岸の時期に作ったり菓子屋が季節商品として販売したりしていましたが、今では年間を通して食べられるようになり、仙台名物として全国的に知られるようになりました。ずんだ餡は餅のほかにもケーキやパンなどに使用され、多種多様な「ずんだスイーツ」が開発されています。
笠原餅店 ずんだ餅
笠原餅店が販売する「ずんだ餅」は、宮城県産の最高級餅米「みやこがね」と山形産の「秘伝豆」という枝豆を使用している本格的な商品です。
薪を使って釜戸で炊かれた風味豊かな餅に、鮮やかな黄緑色のずんだ餡の濃い枝豆の味と優しい甘さが絶妙。保存料や着色料は不使用。本場のずんだ餅をご家庭で味わうことができます。
他県と比べて名物が豊富なことが仙台の大きな魅力。きっと大満足できるお土産が見つかるでしょう。気になる商品を通販で試してみるのも良いですね。