食品・食材卵かけごはんをさらにおいしく食べるための方法

卵かけごはんをさらにおいしく食べるための方法

手軽でおいしく栄養満点の卵かけごはんは、日本のソウルフードの一つです。その魅力を引き上げる商品やこだわりの卵、卵かけごはんをアレンジしたご当地グルメについて紹介します。

卵かけごはん専用のおすすめ商品

卵かけごはん専用のおすすめ商品

たまごかけごはん専用コンビーフ

最初に紹介するのは「K&Kたまごかけごはん専用コンビーフ」。牛肉のみを使用したコンビーフは、鰹と昆布のダシによってやわらかでジューシーな仕上がりになっています。

食べ方は簡単。一椀の温かい白ごはんの上にコンビーフを乗せてその中央にくぼみを作り、そこに卵を割れば「キングオブ卵かけご飯」のでき上がりです。卵をくずしながら、あるいは完全に混ぜてから、どちらでもおいしく召し上がれます。

いつもの卵かけごはんが豪華になりボリュームもアップ。お好みでネギをトッピングしたり、醤油をかけて食べたりするのもおすすめ。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれる商品です。

卵かけご飯専用醤油 おたまはん

2001年の年明け、島根県のある鶏卵業者で交わされた「卵とセットで売れる商品はないだろうか」という何気ない会話をきっかけに誕生したのが、卵かけご飯専用醤油「おたまはん」です。

「株式会社吉田ふるさと村」は「安全・安心・おいしい商品を作る」をモットーにおたまはんを開発。試作と試食を何度も繰り返して完成させました。

使用している醤油は、奥出雲仁多にある森田醤油店が木桶で熟成させた一流品。ほかの原料も全国から厳選しており、国産丸大豆・鹿児島産の鰹だし・三州三河の本みりんを使用。化学調味料や保存料は一切使用していません。

まろやかで上品なおたまはんをかければ、卵本来の味が引き立つ卵かけごはんに。おたまはんには少し甘めの関西風と、少し醤油辛い関東風の二種類があります。卵かけごはんブームを起こし、専用調味料の先駆けともなった味をぜひ一度お試しください。

オハヨー!しゃかたま醤油

北海道の蔵元である「福山醸造」が販売している「オハヨー!しゃかたま醤油」は、卵かけごはんをより一層おいしくするための醤油で、北海道産鮭の魚醤・帆立・牡蠣・日高昆布のダシが入った逸品。

あまり醤油辛くない優しい味と魚介の旨みで卵かけごはんが進み、食欲がない朝でも元気が湧いてきそうですね。

 

卵かけごはんがよりおいしくなる「たまご」

卵かけごはんがよりおいしくなる「たまご」

究極のこだわり 究極のたまごかけごはん専用たまご

徳島県にある株式会社 小林ゴールドエッグが販売している「究極のたまごかけごはん専用たまご」は、味のみならず、卵かけごはんに最適な卵の重さまで考えられた、まさに究極の卵。

茶碗一杯分(約160g)のご飯にちょうど良い卵重は54g~63gほどで、若い鶏が産む少量の卵に限定されます。

卵を産む親鶏は、温暖で自然豊かな環境のなかで天然成分と有機飼料で健康的に育てられます。天然成分の主体は木酢液と海藻粉末からなります。

木酢液は卵の臭みを抑えて奥深い旨みと雑味をもたらし、海藻粉末は卵に含まれるヨード量を増やすことでご飯に合う昆布のような旨みと風味をもたらします。

力強い卵黄と濃厚な卵白の究極のたまごかけごはん専用たまごは、温かいご飯や醤油との相性が抜群です。

玉子かけごはん専門店たまごや 夢そだち

兵庫県姫路市にある「玉子かけごはん専門店たまごや」の「夢そだち」は、徹底した品質管理と技術によって生産される安心・安全・新鮮な卵です。

雛のころから大切に育てられた親鶏が産む卵は、濃厚なコクとほのかな甘みがたまりません。濃いオレンジ色の卵黄は箸でつまめるほどしっかりとしており、濃厚な卵白はぷりっと盛り上がっています。

卵は完全栄養食品と呼ばれるほど栄養豊富ですが、夢そだちは一般的な卵より3倍も多くビタミンEと葉酸を含むため、健康と美容への効果も期待できます。

四万十の超こだわり卵 神果卵(しんからん)

メディアでもたびたび取り上げられて話題となった、高知県四万十の超こだわり卵「神果卵」は、雛のころから自家配合飼料のみで育てられた純国産鶏が産んだ有精卵です。

手で直接つまめるほどの卵黄に、粘りの強い卵白。放し飼いの自然卵には驚くほどの生命力が詰まっています。国内で五つ星を持つフレンチレストランのオーナーシェフが採用したほどで、品質と味にも間違いはありません。

超こだわり卵である神果卵は、20年にも及ぶ飼料の研究によって誕生しました。親鶏の健康維持や卵の品質のために飼料へ注がれるこだわりは数え切れないほど。

  • 抗酸化力が強いとされる羅漢果(らかんか)とアロエベラのエキスを使用している
  • ラン藻類と珪藻類からのミネラルを与えている
  • 植物イオンミネラル・ビタミン・酵素を含有した「バランスα」という機能水を与えている
  • 神果卵から手作りされた卵黄油を与えている
  • 雛のころから鶏の飲み水は奥四万十の石清水。貴金石によって水の分子サイズを小さくし、汚染物質を分解している

このほかにも、希少な有機栽培米ぬか・農薬不使用の韃靼(だったん)そば・非遺伝子組み換えの四万十町産丸大豆・ポストハーベスト農薬不使用で非遺伝子組み換えのトウモロコシ・土佐沖産の純魚粉・沖縄産のにがり塩・自家菜園の自然栽培ニンニク・薬草・野草・海藻・納豆菌・各種セラミック・山の神様(四万十川清流域の微生物)を使用しています。

神果卵には肉骨粉や抗生剤・抗菌剤・成長ホルモン剤・ビタミン剤・酸化防止剤などを使用していません。パプリカなどの着色を目的とした成分も使用していないため、卵黄は自然な黄色です。

大量生産をしていないため届くまでに時間がかかる場合もありますが、最上級のこだわりがあふれる贅沢な神果卵を試してみてはいかがでしょうか。大切な方への贈答にもふさわしい逸品です。

 

石川県の新たなご当地グルメ「つるぎTKGY」

石川県の新たなご当地グルメ「つるぎTKGY」

TKGYとは

お好み焼きのようなビジュアルで目を引くのが、石川県白山市鶴来のご当地グルメ「つるぎTKGY(卵かけご飯焼き)」です。地元の米と鶴来で造られた醤油やダシで卵かけご飯を作り、外はカリッと中はふんわりするように焼くことが、その定義になっています。

市内のおよそ10店舗で提供されており、お好み焼き風以外にも天津飯風やお茶漬け風・カレー風味・明太子風味・キムチ味・チャーシュー入りなど多種多様です。

どんな食べ物?

日本三名山の一つである白山からの伏流水を利用して、鶴来では古くからみそや醤油、酒や酢などの醸造が盛んでした。その白山の水で石川産の米を炊き、鶴来のみそや醤油で調味された卵かけご飯を焼き上げたのが、つるぎTKGYです。

誕生したきっかけは2009年ごろ。石川ご当地グルメを模索していた鶴来商工会青年部が、イベントの打ち上げをお好み焼き店でしていた時、ある部員が鉄板で卵かけご飯を焼いてみました。

これが想定外においしかったため、鶴来の食材で作ってみようと取り組んだのが始まりです。2010年に地元で開催されたご当地グルメ大会で出店したところ、香ばしく親しみやすい味わいが大好評。手ごたえを得たことで町を挙げてつるぎTKGYを展開することとなったのです。

「つるぎから元気と勇気を」という意味も込められたつるぎTKGYを食べに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 

卵と醤油だけのシンプルな卵かけごはんも良いですが、専用に開発された商品や上質な卵でグレードアップを楽しんでみるのも良いですね。卵かけごはんを使ったユニークなご当地グルメも味わってみたいものです。