田んぼアートでも知られるJAたいせつ自慢の特産品

田んぼアートでも知られるJAたいせつ自慢の特産品
大雪山系と呼ばれる雄大な山々を望む上川盆地に位置するJAたいせつ。寒暖差の大きなこの地域では、味の濃い滋味豊かな農作物が育ちます。鮮やかに田んぼを彩る田んぼアート、特Aランクの米、大ヒット商品となったトマトジュースなど全国に知られる数々の特産品が送り出されています。

田んぼをキャンバスに見立てる「田んぼアート」

田んぼをキャンバスに見立てる「田んぼアート」

田んぼを巨大なキャンバスに見立て、色の違う稲を絵の具のように使い田植えを行う。すると、実りの季節には田んぼ一面に文字や絵が浮き上がり、稲穂の成長度合いや色づきによって刻々と変化が楽しめる壮大な芸術作品を見ることができます。

「田んぼアート」では当初は文字だけのものや単純な図柄が制作されていましたが、次第に図柄もより緻密なものへと進化し、芸術性も高く評価されるようになっていきました。

青森で田んぼアートが制作された背景

日本各地で「町おこし・村おこし」が盛んに行われ始めていた1990年代。青森県の田舎館村では、打ち出せる特産品がないため軌道に乗らない村おこしの企画が続いていました。数年後、村の産業である米作りでイベントが行われたことがきっかけとなり、田んぼアートは全国に広がっていきます。

1993年に初めて行われたイベントでは「田んぼアート」という言葉もなく、役場の裏の田んぼで村人が一致団結して田植えを行い、一つの作品を作り上げるという規模の小さなものでした。

しかし、田んぼアートが徐々に全国に知られるようになって観光客も増えると、米作りが主体の小さな村に日本だけでなく海外からもメディアの取材や技術研修の依頼がやってくるようになります。その注目度の高さから稲作を行う数多くの個人・団体が田んぼアートに取り組むようになりました。

田んぼアートを制作する個人や団体が増えるなか、2012年には「全国田んぼアートサミット」が開催され、毎年持ち回りの開催地で情報交換などが行われています。2016年には田舎館村の年間観光客数が30万を超す大イベントとなり、地域活性に大きく貢献しています。

JAたいせつによる田んぼアート

2006年にJAたいせつが初めて取り組んだ田んぼアートは、組織の名称にもなっている地域の象徴「大雪山の山並み」です。初めから難しい題材に挑み、見事に美しい風景を田んぼに描くことに成功します。

2008年からは、旭川市内にある旭山動物園の動物をモチーフにした田んぼアートを制作しています。2012年には稲の色が白・緑・黄・紫・赤の5色まで増え、より表現豊かに動物を描けるようになりました。

2015年にはJAたいせつ田んぼアート10周年を記念して、今まで描いてきた旭山動物園の動物を制作。ホッキョグマ・キングペンギン・ワオキツネザル・タンチョウ・カバが広大な田んぼのキャンバスで躍動的に表現されました。

 

大雪山を見て育った「ななつぼし」

JAたいせつで育まれる「JAたいせつ米」

JAたいせつのオリジナル米として2004年から販売を開始した「JAたいせつ米」。自然の栄養分をたっぷりと含んだ大雪山の雪解け水を使い、北海道内での生産力・商品性・販売力において最高ランクを獲得したおいしいお米です。

栽培には独自の基準を設け、生産農家が米の栽培に関して記録した栽培履歴書の提出を義務付けるなど、安心・安全な米作りが取り組まれています。低温倉庫に保管することで徹底した品質管理を行い、いつでも収穫したてのような新鮮さと高い品質が保たれています。

ななつぼしのみを使用した統一ブランド商品「大雪山見て育ったの」

「大雪山見て育ったの」は北海道の米どころ旭川が誇る「ななつぼし」のみを使用した、JAたいせつを含む旭川市内にある4つの農業協同組合の統一ブランド商品です。

寒さの厳しい北海道での稲作は難しいと言われ続け、日本が減反政策を行った際には米を作れなくなるのではと危惧される時代もありました。

しかし、北海道開拓時代からの悲願とも言える「自分たちが作ったお米を食べたい」という強い思いによって研究が重ねられ、やがて安定しておいしい米が収穫できるようになっていきます。

大雪山の麓に広がる肥沃な土地で作られるななつぼしは、それまでのあっさりとした北海道米とは違って、粘り・コシ・甘味を兼ね備えており、日本穀物検定協会が毎年発表する米の食味ランキングでは特A評価を得ています。

また、気温と湿度が低い北海道ではほかの県よりも害虫の発生が少なく農薬の使用量が抑えられるため、安全面でも優れたお米と言えるでしょう。

 

トマト好きにはたまらない「オオカミの桃」

オオカミの桃とは

「オオカミの桃」は、北海道鷹栖町で栽培されているトマトを使って作られたトマトジュースです。このユニークな商品名は、トマトの学名に含まれる「lycopersicum(リコペルシクム)」というラテン語が「lycos(オオカミ)」と「persicos(桃)」を組み合わせた言葉であることから名付けられました。

トマトは、生活習慣病の予防に効果的と言われるリコピンが豊富に含まれている、健康の面からも注目されている野菜です。鷹栖町でも、不足しがちな栄養素を補うため積極的に野菜を栽培して食事に取り入れるようにしていました。

しかし、栽培されたトマトが食べきれずに廃棄されてしまうこともあり、栄養豊富でおいしいトマトを活用する方法はないかと考えられた結果、トマトジュース作りが始まりました。

オオカミの桃(有塩)トマトジュースの魅力

北海道の鷹栖町で朝に採れた完熟トマトをその日のうちに加工します。鷹栖町は日照時間が長く昼夜の寒暖差が大きいため、トマトを育てるのに最適な環境です。ジュースに使われるトマトは一本につき通常サイズのトマトが6個から7個。添加物は0.2%の食塩だけなので、もぎたて完熟トマトの甘さと濃厚さを楽しむことができます。

濃厚でありながら瑞々しくすっきりとした口当たりは、トマトジュース嫌いな人もおいしく飲めると好評で、発売当初から品薄になるほどの人気となりました。

 

お米が使われた高級アイス「愛すご飯」

愛すご飯とは

「愛すご飯」とは、原材料に旭川市の東鷹栖町と鷹栖町で作られる「ゆめぴりか」を100%使用した、北海道産の良質な牛乳で作られたお米のジェラート。「ななつぼし」と並び特Aの評価を受けるゆめぴりかのお米としてのおいしさを感じさせる、米どころならではの新感覚スイーツです。

2011年には日本農業新聞が日本各地の優れた特産品に贈る「一村逸品大賞」の金賞を受賞、記事として大きく取り上げられたことで愛すご飯とゆめぴりかの双方が広く知られることとなりました。

お米のジェラート「愛すご飯」の魅力

お米で作ったジェラートをさらにおいしく感じられるよう、粒状のお米が入っています。お米をジャムのようにしたソースを混ぜ合わせることによって、冷凍しても硬くならずに食感を味わえるようにしました。

塩バニラ味のさっぱりとした風味とお米の優しい甘味、ゆめぴりかの特徴であるもちもちとした口当たりが楽しめるジェラートです。

 

全てのことを「たいせつ」に想う心で作られる北海道発の逸品は、自然の恵みを生かした知恵と工夫にあふれています。雄大なアートとおいしい特産品で心と体を満たしてみてはいかがでしょう。

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