沖縄移住の前に知っておきたいメリット・デメリットと受けられる支援内容

沖縄移住の前に知っておきたいメリット・デメリットと受けられる支援内容
美しい海と独特の風土で多くの人を魅了する沖縄。その魅力に惹かれて沖縄へ移住する人が増えています。沖縄移住を考える前に知っておくべきメリット・デメリットについて解説していきます。

沖縄移住のメリット・デメリット

沖縄移住のメリット・デメリット
(写真:photoAC)

憧れの土地に移り住む移住には、多くの希望と不安が入り混じっています。沖縄移住に関するメリット・デメリットについて見ていきましょう。

沖縄移住のメリット

年間を通じて温暖な気候で開放感あふれるイメージがある沖縄。訪れた観光客なかには沖縄に住みたいという憧れを持つ人も少なくありません。そして、その憧れの部分こそが沖縄移住のメリットにも直結しています。

自然に恵まれ、環境が良い

海の美しさは言うまでもありませんが、沖縄北部には森林地帯もあり、昔ながらの自然がそのまま残されています。さらに、戦後しばらくアメリカに統治されていた背景に加え、育ちにくいという理由からスギやヒノキの植林がほとんど行われていません。花粉に悩まされる人にとっては大きなポイントです。

家賃が安い

沖縄には多くの賃貸物件があり、安い賃貸料で借りることができます。都心部になると少し高めになりますが、わずかに郊外へ離れたモノレール駅近辺では一人暮らし用の部屋でも4万円前後。交通機関の利便性から車を持つ必要性も少ないため、移住の計画を立てやすいという点が魅力的です。

仕事がある

「沖縄では仕事を見つけるのが難しい」という話を耳にすることがありますが、近年多くの企業が事業所を移転しているということも追い風となり、沖縄で仕事を持つことも可能になってきました。働く形態もさまざまなので、自分のライフスタイルに合った仕事を見つけることができます。

ゆったりとした時間が流れている

沖縄には「ウチナー時間(沖縄時間)」と呼ばれる独特の考えがあります。沖縄の県民性とも言うべきのんびりとした時間感覚は、都会的な早い時間の流れとは正反対であり、自分らしくゆっくり生活したいと思う人の理想となっています。

沖縄移住のデメリット

自然に囲まれて衣食住に困らず、自分らしい生活ができる。良いことばかりのように感じられる沖縄移住ですが、個人の考え方や感じ方の違いによっては残念な結果になることもあります。

仕事はあるが賃金が低い

沖縄に仕事はあるのですが、その賃金は本土の都心部と比べると割安です。地域性などを考慮すると納得もいくのですが、移住前の給料感覚のままだと不満を抱える結果になる可能性もあります。

思ったようなスローライフは難しい

どうしてもイメージが先行してしまうと、メディアで見たような沖縄のスローライフを送ることができず、がっかりする人もいます。地に足を付けて生活することを優先的に考える必要性が出てきます。

移住者は地域に溶け込みにくい

観光客に対してはオープンでおおらかと捉えられやすい沖縄県民ですが、地域のコミュニティーが結束しておりなかなか溶け込みにくいという声も。この結束の固さが沖縄の文化を守ってきたという面もありますが、「地域住民になりきる」ほどの気持ちでいないと生活面で寂しい思いをすることがあります。

交通面での不便さがある

モノレールが通っている地域では車無しでも生活できますが、そこから外れていると主な交通手段が車になります。郊外まで足を伸ばすためには自家用車を所持しなければならず、利便性や観光客との兼ね合いも重なり、沖縄では交通マナーの悪さと渋滞問題で悩む人も少なくありません。

 

沖縄県の市町村で受けられる支援内容の一例

沖縄県の市町村で受けられる支援内容の一例
(写真:photoAC)

実際に沖縄に移住をした場合、どのような支援を受けることができるのでしょうか。沖縄県の市町村が実施している支援内容を見ていきましょう。

沖縄県宜野湾市(ぎのわんし)

宜野湾市は沖縄県の南に位置し、米軍基地との関係から沖縄のなかでも特に海外の雰囲気を味わうことができる地域です。琉球時代の名跡も多数存在し、沖縄の古き良き浪漫と近代的な生活の両方を体験することができます。

宜野湾市では移住・定住者に対する支援として以下のような支援が実施されています。

・市内住宅に対する省エネ住宅の建設や省エネ設備の補助金制度
・市内での起業や就職支援
・市内の空き店舗を利用する事業者に対する家賃補助
・子どもの医療費や教育に関する支援や補助金

沖縄県のなかでも都市部にあたる宜野湾市は、生活を維持するために必要な3つの柱である「住宅」「仕事」「子育て」に対してバランスよく支援を行い、住みやすく便利な都市を目指しています。

沖縄県久米島町(くめじまちょう)

沖縄県には多くの島々がありますが、そのなかでも特に有名なのが久米島です。「はての浜」と呼ばれる全長5kmにもなる珊瑚の浜辺をはじめ、美しい自然と貴重な生物が現在でも息づく久米島には、毎年多くの観光客が訪れます。

久米島の持つ魅力に移住を考える人も多く、久米島町役場は移住支援サイト「久米島島ぐらしガイド」を運営し、実際に移住に向けて動く人の足掛かりとなっています。

・空き家バンク…久米島町にある空き家の登録・賃貸に関する情報の提供
・結婚助成金…披露宴の助成金として招待人数に応じて最大50万円を助成
・出産に関する助成…妊娠出産に関する補助金や助成、出産祝い金
・子育て支援…保育園や幼稚園、ベビーシッターの情報提供や案内

移住に関する相談も電話やメールで受け付けており、久米島町全体で体制を整えて移住をサポートしています。

 

まずは体験してから沖縄移住を決めたい方必見!

まずは体験してから沖縄移住を決めたい方必見!
(写真:photoAC)

「地に足を付けた生活」のイメージがはっきりしないと、なかなか移住には踏み切れません。移住へ向けた第一歩、「暮らす」を体験できる施設を紹介します。

ゲストハウス CamCam沖縄

交通の便が良く、滞在費の安さから多くの人が利用しているのが「ゲストハウス CamCam沖縄」です。女性専用フロアがあり、シャワー・トイレも男女別になっているので、女性一人でも安心して長期滞在することができます。

CamCam沖縄の最大の魅力は、なんといっても宿泊費の安さです。長期滞在になると割引も大きくなるため、利用する多くの人が長期滞在を目的としています。

長期滞在者同士でのコミュニティができあがっているなかで暮らすことは、移住後に地域に溶け込む擬似体験にもつながるため、「より地域に密着した暮らし」を肌で感じられるでしょう。

ユナイテッドリゾート オーシャンフロント恩納

美しい沖縄の海のなかでも、特にエメラルドグリーンが素晴らしく県内有数のリゾート地である恩納村(おんなそん)。地元の人が多く住む地域に隠れ場のように建っているのが「ユナイテッドリゾート オーシャンフロント恩納」です。

一見するとメゾネットタイプのアパートに見える外観で、まさに「短期居住型」のようなホテルには、暮らすために必要な設備一式が全てそろっています。観光地とは思えないほどの静かな環境で、まるで地元の住人のような生活を実際に体験すると、ゆったりとした沖縄時間を感じることができます。

タイプ別に分かれている部屋は数人でシェアする形になっており、家族での宿泊にも十分対応できます。これから家族での移住を考えている人にはぴったりでしょう。

 

沖縄の魅力となっている独特の文化と県民性は、その土地に住む人々が大切に守り続けてきた「暮らし」そのものです。移住の先にある暮らしが自分の望む生活であるかどうか、これを見極めることが移住を成功させるカギとなるでしょう。

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