海産物で有名な福井県でおすすめのお土産

海産物で有名な福井県でおすすめのお土産
国の天然記念物・名勝に指定されている東尋坊(とうじんぼう)、天空の城として有名な越前大野城など多くの絶景が見られる福井県ですが、日本海の豊かな漁場で獲れる海産物でも知られています。地域で愛され続けているお菓子、伝統工芸品も合わせてご紹介します。

福井で定番のお土産

福井で定番のお土産
(写真:photoAC)

西洋菓子倶楽部 稲ほろり

日本の名高い米ブランド「コシヒカリ」は福井県が発祥の地です。西洋菓子倶楽部は福井県産コシヒカリの米粉を使い、米どころならではのお菓子を作りました。稲ほろりという名前のとおり、口に含めばホロホロと心地よく崩れ、炊き立てご飯のおこげの香りが広がります。

おこげを知らない世代に味わって欲しいとの思いが詰まった和洋菓子は、口どけの良さと香ばしい風味で、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。

福井の米を意識した米袋のようなパッケージも人気で、お土産や贈り物にも喜ばれています。

五月ヶ瀬 五月ヶ瀬煎餅

厚みのあるやさしい甘さの煎餅生地と、カリッと歯ごたえの良いピーナッツの食感が楽しい「五月ヶ瀬煎餅」。高温の石窯を使用することにより、遠赤外線効果でピーナッツからにじみ出た質の良い油脂が煎餅にしみ込み、色よく香ばしく焼きあがります。

旨みがたっぷりと詰まったピーナッツをはじめ、原材料には質の良いものをとこだわって作られています。賞味期限が120日と長いので、お土産を選ぶ側にも嬉しい一品です。

えがわ 水ようかん

水ようかんといえば夏の暑い時期に冷たくして食べるイメージがありますが、福井県では冬の寒い季節こそが水ようかんの旬です。

冬に食べられるようになった起源は、防腐剤を使用していない水ようかんは日持ちがしないため寒い冬に食べられるようになったからという説や、奉公先から年末の里帰りに持ち帰った小豆で作った「丁稚ようかん」が始まりであるという説など諸説あります。

今回紹介する「えがわ」の水ようかんは、沖縄県の特等品である黒糖を隠し味に使用し、品のある甘さを引き出しています。

福井県では、えがわの水ようかんが出回り始めると年の暮れが近いことを感じます。家族がそろった暖かい部屋で水ようかんをいただくのが、昔ながらの冬の過ごし方の一つとなっているからです。

甘泉堂 羽二重餅

福井県は絹織物として有名な「羽二重」の産地として有名です。肌触りが良く艶やかな光沢をもつ高級絹織物の名が由来の「羽二重餅」は、その名にふさわしくきめ細かい餅のしっとりとした食感が特徴です。

羽二重餅の材料は米、砂糖、水飴の3つのみ。シンプルな材料は質の良さにこだわり、水のきれいな地域で産地指定した福井県産100%の米を使用し、羽二重餅を生産しています。

絹のように品の良い姿とすっきりとした甘さが人気の福井銘菓です。

亀寿堂 けんけら

亀寿堂の「けんけら」は、およそ100年にわたって地元の人に愛されてきた素朴なお菓子です。この聞き慣れない名前の由来は、「建径羅(けんけら)」という名前の僧が作ったという説や、大野藩主が家臣から献上された堅い菓子を気に入り、「菓子のように堅い(忠実な)家臣」という意味の「堅家来(けんけらい)」と名付けた、などいくつかの説があります。

材料はきな粉と砂糖と水あめ、そこに白ごまを加えた亀寿堂独自の配合です。口にするとカリッとした食感ときな粉の風味、ごまの香ばしさが全体を引き立てます。

材料を煮詰めて生地を延ばし、裁断したものを最後にねじる。この工程は全て職人たちの手仕事です。重労働のため、かつては数十あった店舗も数が減ってしまいました。それでも亀寿堂は、郷土の味を残すために伝統の製法を守り続けています。

 

酒のお供に!ちょっと大人な福井のお土産

酒のお供に!ちょっと大人な福井のお土産
(写真:photoAC)

丸海 小鯛の笹漬け

小鯛の笹漬けは、レンコダイと呼ばれる若狭湾周辺で水揚げされた新鮮な小鯛を3枚におろし、塩を振り、米酢で締めたものを杉の樽に敷き詰めます。

シンプルな製法だけに妥協を許さず、旨みを引き出す塩加減に加え、地元で300年の歴史をもつ老舗の米酢を使用、樽には日本海側を生育地とする裏杉と呼ばれる杉を使っています。塩と酢以外は使われていないので、素材そのものの味を楽しむことができます。

地元で昔から親しまれてきた若狭の海の味であり、贈答用にも喜ばれる逸品です。

海鮮問屋まるうお 塩うに

うに、からすみ、このわたは「日本三大珍味」と呼ばれています。この「うに」は塩漬けにした「塩うに」のことを指しています。福井県の「越前うに」は特においしいと有名で、漁のシーズンを待ちわびる人も多くいます。

「海鮮問屋まるうお」の塩うには、豊かな磯の風味と濃厚な味わいを持つバフンウニの卵巣を天日塩で塩漬けし、さらに旨みを凝縮させています。7月20日から約2週間が越前うに漁の期間で、その短い間に獲れたうにを使って作られています。

濃厚な味わいは日本酒と良く合い酒の肴として珍重されていますが、温かいごはんに乗せてもおいしく、おにぎりの具としてもおすすめです。

津田孫兵衛 若狭かれい

「若狭かれい」ことヤナギムシカレイは、淡白で上品な甘さが絶品と言われ、皇室への献上品にもなっています。地元では「笹がれい」「甘がれい」の名前でも親しまれ、秋の終わりから翌年の2月ごろまで市場に出回ります。

若狭かれいは、一夜干しを行うことで身が引き締まり、旨みが増していきます。軽くあぶっていただきますが、身と骨が離れやすいのも特徴です。

焼き上がった身は骨から簡単に外すことができ、頭と骨はもう一度よく焼いて骨酒にすると野趣あふれる味わいが楽しめます。

 

越前町で有名な特産品をお土産に

越前町で有名な特産品をお土産に
(写真:photoAC)

越前そばの里 越前そば

越前そばは「越前おろしそば」とも呼ばれ、大根おろしと一緒に食べるのが定番です。ピリッと辛い大根がそばの風味をより引き立ててくれます。

「越前そばの里」では約400ヘクタールのそば畑と精選工場を自社で所有しており、生産からそばの提供までを一貫して行っています。そのため、収穫したそばの実をすぐに挽いて麺にすることができるのです。

そばは一番外側の殻だけを取り除き挽いているので栄養をたっぷり含み、そば本来の甘みや旨み、豊かな香りを感じることができます。

越前蟹の坊 越前がに

冬の味覚の代表として挙げられるほど「越前がに」は全国的に有名な福井県の特産品です。福井県は全国に先駆けて蟹のブランド化に乗り出し、越前がにには産地が分かる黄色いタグが付けられています。

「越前蟹の坊」が厳選して仕入れた越前がにには、旨みがギュッと凝縮された身がいっぱいに詰まっています。茹でる、焼く、刺身とさまざまな料理で楽しむことができ、濃厚なかにみそと身を合わせて食べるとまた格別なおいしさが味わえるでしょう。

11月初旬から翌3月までは越前がに漁の解禁期間。寒さが厳しくなるほど旨みが蓄えられ、おいしくなっていきます。

百選横丁 越前焼 ビアマグ流星

越前焼の歴史は平安時代に始まったとされています。暮らしのなかで使用される器などが多く作られ、やさしい風合いと素朴な美しさが魅力です。うわぐすりを使わず高温で焼き上げる越前焼は硬くて丈夫なことで知られ、日本海側の広い地域に広まり愛用されました。

戦後には備前、瀬戸、常滑、信楽、丹波と並び日本六古窯(こよう)に数えられ全国に知られるようになりました。

「ビアマグ流星」は、焼成(しょうせい)と呼ばれる最後の焼きの工程で空気の量を調節し、土そのものを黒っぽく焼き上げています。陶器に注いだビールはクリーミーできめ細かな泡が立ち、保冷効果もあるため一層おいしく飲むことができます。

 

日本海が育んだ豊かな海の幸をはじめ、長く地元で愛されるお菓子、生活に密着した工芸品など、全国的な人気を誇る品から通好みの逸品まで幅広いお土産を選ぶことができます。福井県にお出かけの際にはぜひ参考になさってください。

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