山形でおすすめのおいしいお土産 これを買えば間違いなし!

山形でおすすめのおいしいお土産 これを買えば間違いなし!
東北地方の日本海側に面する山形県は、奥羽山脈や出羽三山などの名峰に囲まれ、蔵王温泉をはじめ有名な温泉地も数多く、豊かな自然が旅の疲れを癒してくれます。 また、古くから農業も盛んでさくらんぼや米などおいしい食に恵まれた地域でもあります。今回は、山形県に訪れた際に買いたいお土産をご紹介します。

山形のお土産といえば「ゆべし」

ゆべしとは

「ゆべし」は、ゆずを用いた加工食品で「柚餅子」と表記しますが、クルミを用いた和菓子などもその一種とされています。

山形のゆべしは、米粉や上新粉で作った生地にクルミを加えて蒸して作る和菓子として知られており、農家では人々が集まる節句や祝い事に作ってふるまわれるなど古くから親しまれてきた菓子です。

色々なゆべし

「ゆべし」という名称の食べ物は全国各地に存在し、地域によってそれぞれ異なる材料や作り方があります。

静岡や和歌山などの関東より西の地域では、ゆべしは酒に合う珍味として知られています。ゆずの上部を切り取って蓋を作り、中身をくり抜いて器にして、内側に味噌やクルミなどを詰めたものを萱(かや)に巻いて乾燥させて作ります。ゆずの産地である岡山では、「備中のゆべし」としてゆずを用いた和菓子が有名です。

一方、東北地方のゆべしはゆずの菓子ではなく、クルミを用いた餅菓子になります。寒い地域のため、ゆずよりも手に入りやすく古くから貴重な栄養源として重宝されていたクルミが用いられてきたのです。ほかには、胡麻を使用した棒状のものが有名です。

杵屋本店 やまがたゆべし

1811年、長い歴史のある老舗和菓子屋「杵屋本店」の初代当主は、山形の熊野大社の参拝客向けにまんじゅうを作って販売しました。

杵屋本店の人気和菓子である「やまがたゆべし」には、「くるみ」と「胡麻」の2種類の味があります。

くるみはしっとりした餅生地と香ばしいクルミの香りが広がる素朴で懐かしい味、胡麻はたっぷり入った黒胡麻の香りとクルミの奥深い味わいが楽しめる銘品です。

生地には山形県の新ブランド米「つや姫」の米粉が使用されており、噛みごたえのある食感が人気です。

 

山形でおすすめのお菓子

山形でおすすめのお菓子
出典:photoAC

おみやげ処ロンド さくらんぼきらら

山形県は、初夏に人気のさくらんぼで全国生産量の7割を占める、全国一のさくらんぼの産地です。

気象条件に影響されやすく栽培の手間がかかるさくらんぼは、高級フルーツとされています。山形県ではさまざまな品種の栽培が行われており、品質の多さだけではなく、粒の大きさや甘さも他県とは比較にならないほどです。

「さくらんぼきらら」は、さくらんぼが1個まるごと入った一口サイズのゼリーです。さくらんぼの甘酸っぱさとつるんとしたゼリーの食感が絶妙で、土産物として人気の商品です。

蔵王銘菓 樹氷ロマン

山形県の名湯として古い歴史を持つ蔵王温泉は、国内有数の規模を誇る蔵王温泉スキー場を併設しており、多くの観光客でにぎわう有名な温泉観光地です。

その蔵王のおみやげで売上個数ナンバー1を誇る商品が「樹氷ロマン」です。

ウエハース生地にホワイトチョコレートをサンドした樹氷ロマンは、サクサクとした食感と香ばしい香りが美味しい銘菓です。

十一屋 だだちゃ餅

山形県の伝統野菜である「だだちゃ豆」は、山形県鶴岡市地域で栽培されている枝豆です。だだちゃとは庄内地方の方言で「お父さん」のことで、昔、庄内藩の枝豆好きのお殿様が、

「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」

と尋ねたことから、この地域の枝豆を「だだちゃ豆」と呼ぶようになった、とされています。

だだちゃ豆の見た目は、さやの表面の毛が茶色でくびれも深いことから、あまり良品には感じられませんが、大粒で独特の香りと口に広がる甘みが絶妙で、地域の特産品として今に受け継がれています。

このだだちゃ豆の香りを残しながらじっくり炊き上げたあんを古代米を練り込んだ餅で包んだ和菓子が、十一屋のだだちゃ餅。風味豊かで独特の甘みがおいしい和菓子です。

清川屋 だだっ子プリン

1666年創業の清川屋は、「山形の美味しい風土を伝えたい」をコンセプトに地域の素材や特産品を使用したスイーツを開発する老舗企業。山形県鶴岡市に本社を構えています。

「だだっ子プリン」は、なめらかプリンで有名な「パステル」の生みの親である所シェフとコラボレーションして、試行錯誤の末に開発された商品です。

鶴岡産のだだちゃ豆をたっぷり使用した自家製のペストと国産牛乳を使用したプリンは、だだちゃ豆の濃厚な味わいとなめらかな食感が特徴的です。

その人気は、雑誌やテレビなどのメディアで何度も取り上げられるほどです。

 

山形のご飯のお供になるお土産

山形のご飯のお供になるお土産
出典:photoAC

株式会社マルハチ 山形のだし

「だし」とは、刻んだきゅうりやおくら、なすなどの夏野菜と、ミョウガやシソ、ショウガなどの香味野菜に味付けをして和えた即席の漬物のことで、山形県村山地方の郷土料理です。

一度に何種類もの野菜を摂ることができる漬物として山形県の家庭では古くから親しまれており、ご飯に乗せて食べたり豆腐の薬味として食べたりします。

一般的なだしと区別して呼ばれる「山形のだし」は、株式会社マルハチの登録商標です。1914年創業のマルハチは味噌作りから始まり、現在ではたくあんや浅漬けなどを取り扱う漬物メーカーとなっています。

そんなマルハチが製造する山形のだしは、4年に一度開催される漬物の展示品評会において2010年に農林水産大臣賞を受賞した商品。郷土料理としての魅力発信に加えて味や食感が評価されました。

丹野こんにゃく 玉こんにゃく

玉こんにゃくは、古くからこんにゃくの産地として有名な山形県で型に入れずに丸めて茹でて製造されるこんにゃくです。

この丸い形のこんにゃくをスルメだし入りの醤油で味付けして、茶色く色付いたものを串に刺して食べるのは、山形県の郷土料理として古くから県民に親しまれています。

山形県では主に屋台や観光地の土産物店のほか、学園祭など人が多く集まる店先で売られています。

また、鍋に入れて煮込むだけで作れるため、山形県の定番の家庭料理としても有名です。

1959年創業の丹野こんにゃくは、この山形県の郷土料理を自宅で味わえるようにセット販売しています。

まるごと山形 醤油芋煮セット

山形県の秋の伝統行事としても有名な芋煮は、農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれた山形県の郷土料理です。そのルーツは諸説ありますが、江戸時代に交流があった京都から伝えられたという説が有力です。

主役となる里いもは、秋に食べごろを迎える食材として古くから親しまれてきました。収穫の時期に河原に石を積んでかまどを作って野外で大きな鍋を囲む「芋煮会」は、山形の秋の風物詩として古くから伝わる伝統的な年中行事として今も受け継がれています。

現在では、毎年9月の第一日曜日が「芋煮会」の始まりの日とされています。

芋煮は、里いも、こんにゃく、ねぎ、きのこ類などの季節の野菜と牛肉などを大きな鍋で煮込みます。

材料や味付けは山形県内でも地域によって異なり、たびたび論争が巻き起こるほど。庄内では豚肉を使用した味噌味が主流なのに対し、山形市では牛肉の醤油味が主流となっています。

この郷土料理の芋煮をご家庭で楽しめるようにと販売されているのが、まるごと山形の「醤油芋煮セット」です。

下処理に手間がかかる里いもは皮を剥いてパックに入れてあるほか、ネギや肉など必要な具材と醤油味ベースの出汁がセットになっており、芋煮を家庭で手軽に楽しめる人気の商品です。

 

山形県の特産品である食材をふんだんに使用したお菓子や、古くから伝わる郷土料理を自宅で楽しめるように開発された商品など、さまざまなおいしいお土産をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。

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